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よくあるご質問について

Q1.お墓参りの心得を教えてください。

6つの徳の行いがございます。

  1. お水・・・・布施(施しの心)「すべてに平等に行き渡る」「優しい気持ちで」
  2. お香・・・・持戒(決まりを守る)「きれいに身を保つ」「お互いの尊重」
  3. お花・・・・忍辱(耐える心)「耐えて優しくほほえむ」「許してあげよう」
  4. お膳お団子・精進(努力する)「心を込めて一生懸命」「日々の積み上げ」
  5. 合掌・・・・禅定(心静かに)「思いを離れる」「自分をかえりみる」
  6. お灯明・・・智慧(ありのままに)「仏様のものの見方」「計らいを離れたきれいな判断」

Q2.御通夜などで大きな数珠を回すのには、どんな意味がありますか?

主な意味合い

お通夜などで行う百万辺のなかで唱える文言の一覧です

南無阿弥陀仏 『なむあみだぶつ』 18回
南無本師釈迦如来 『なむほんししゃかにょらい』 18回
十王十体南無阿弥陀仏 『じゅうおうじゅったいなむあみだぶつ』 18回(故人のために)
南無阿弥陀仏 『なむあみだぶつ』 7回(無縁仏のために)

※十王とは、初七日から3回忌までの守り本尊様のことです。(以下表を参照)

十王の名前と意味

初七日秦広王/不動明王(ふどうみょうおう)生前の行状審査がされる
二七日初江王/釈迦如来(しゃかにょらい)三途の川より旅に出る
三七日宋帝王/文殊菩薩(もんじゅぼさつ)五戒等の罪が裁かれる
四七日伍官王/普賢菩薩(ふげんぼさつ)秤で生前の罪の重さをはかる
五七日閻魔大王/地蔵菩薩(じぞうぼさつ)鏡に生前の行いが映し出される
六七日変成王/弥勒菩薩(みろくぼさつ)秤と鏡で再吟味する
七七日太山王/薬師如来(やくしにょらい)最後の審判。行き先が決まる
百ヶ日平等王/観音菩薩(かんのんぼさつ)
一周忌都市王/勢至菩薩(せいしぼさつ)
三周忌五道転輪王/阿弥陀仏(あみだぶつ)

Q3.仏さまにお供えするお膳の配置がわかりません

まずは一般的な普通の食事を例にとります

仏前の器の配置図

  1. ごはんが左側
  2. 汁ものが右
  3. おかずの主菜がごはんの奥に
  4. 副菜のうちボリュームのある方がみそ汁の奥。もう一品の小鉢ものなど
  5. 漬物などの副菜は、この四つの中心、つまりごはん・みそ汁の中間より少し奥に置きます。

この形が原則ですが、主菜が刺し身のようなときは、主菜と副菜の位置が替わってみそ汁の奥に並べるのが決まりです。 刺し身にしょうゆなどの付け汁をつけるのに、この方が食べやすいからでしょう。
ごはんやみそ汁の置き方もわからない人が増えていますが、この位置を覚えてしまうと主菜には肉や魚などを、 副菜には豆や海藻をというように、献立を考えられます。
また、健康を考えた食べ方をするにもよい形式です。おかずとごはんやみそ汁を交互に食べて、 淡白なごはんで口直しをするとおかずの味もわかるし、ごはんの満腹感でおかずの取りすぎ、 ひいては脂肪の取り過ぎも避けることができます。

仏様に御供えする時

(3)の主菜が、煮物に。(4)の副菜が、酢の物に。精進料理であることをお忘れなく。

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